
わたしたちは、ラボラトリー方式の体験学習を核として、日常の人間関係のあり方を探求することや、対人関係、チーム、組織において相互に学び合い、成長する関係づくりを目指しています。また、そうした関係づくりができるファシリテーターの養成にも取り組んでいます。
わたしたちと共に、かかわりから学び、成長することを探求しましょう!
2012年 津村俊充(JIEL代表)は、日本で初めてのNTLインターナショナルメンバーに認められました。ラボラトリー体験学習の発祥機関NTL Instituteの伝統を当研究所は大切にしながらも、新しいプログラム作りに挑戦し続けます。 感謝
人と人とが関わる特別にデザインされた場において、「今ここ」での参加者の体験(=プロセス)を素材(データ)として、人間や人間関係を参加者とファシリテーターとが共に実験的に探求する学習です。
学習者が主体的・自発的に体験することができる場を創り出し、学習者自らがその体験(プロセス)から学ぶことを促進(ファシリテート)する人です。
※ファシリテーターやファシリテーションに関わる記事は、出版物や投稿論文として、随時紹介しています。本HPの「教材開発・出版」のコーナーをご覧ください。
人間関係をとらえる視点として、コンテントとプロセスがあります。コンテントとは、対人間コミュニケーションにおける話題やチーム活動における課題をさします。これらはいわば、結果です。一方、その話題や課題について話し合っている際に、一人ひとりの内で起こっている気持ちや考え、また互いの間やグループの中で起こっているかかわりのありようなどがプロセス(関係的過程)です。人間関係における学習者自らの行動や態度に変化が生まれ成長するためには、このプロセスを吟味することが大切です。プロセスに気づき、プロセスから学ぶことが、「ラボラトリー方式の体験学習」の核となります。
1946年夏米国コネティカットで開かれた民主的風土づくりのための教育訓練のワークショップで、ラボラトリーメソッドの中核となるTグループ(Tとはトレーニングの略)の発見があった。翌1947年に、メイン州ベセルにて、全米教育協会(National Education Association)や大学の幾つかの研究機関の協力のもとで「集団発達に関するナショナル・トレーニング・ラボラトリーズ(National Training Laboratories in Group Development, NTLGD)」を開催したのがNTLのはじまりである。1963年まで全米教育協会の成人教育部門の教育機能を果たすが、1967年に「NTL Institute for Applied Behavioral Science」と名称変更し非営利組織として運営されてきている。現在は、米国バージニア州アレキサンドリアに事務局を置く。
ラボラトリーメソッドによる体験学習とは、特別に設計された学習環境(ラボラトリー:実験室)の中で、参加者自身が主体的に自らの行動やかかわり方を素材としながら診断し実験しながら、社会的感受性、リーダーシップ能力やコミュニケーション能力などの開発を行うことを目指した、参加者とファシリテーター相互の協働的なアプローチである。NTLは、ラボラトリーメソッドの中心的な学習方法であるTグループを用いた研修を現在もコアプログラムとして年間15回以上全米各地で開催すると共に、組織開発に関わる多数のプログラムを行っており、数多くの組織開発の専門家を輩出している。

また、現代的な問題として、ダイバシティやリーダーシップを扱うワークショップも多数開催すると共に、大学と連携した大学院や種々のサーティフィケイト(修了証)プログラムなども運営している。
(津村,2008、産業カウンセリング辞典、金子書房、p.35)
※NTLロゴの使用はNTLメンバーのみ認められているます。